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ブランド品に狂った自分

俗に言うバブルの時代に就職をした私は、今の雇用状況は考えられないくらい、探せば仕事があった時代でした。
当然企業としてもそこそこの給料が支給でき、年2回のボーナスもあり、めぐまれていた時代だと思います。
そんな中円高で海外旅行がブームとなり、海外で安くプランド品を買う人たちも増えていました。
私もそんな中の一人で、海外でブランド品を安く購入し、身に着けていたものでした。
今から思うと、なんの苦労も知らない20才代のOLがブランド品を身につけている自分の姿を恥ずかしいとさえ思います。
中身に見合った人間性やキャリアを持っている人間だからこそ、一流ブランド品を身に着けるべきであって、まさにブランドに着られているといった感じに違いありませんでした。
バブル崩壊とともに、倒産する企業も相次ぎ雇用状態も悪くなってきました。

    人間、生活のレベルを高いところから低いところになかなか落とせないもので、給料が安くなっているのにブランド品買いはやめられなかった私。
    ついには友人に借金までしてほしいブランドのバッグを買ったことがあります。
    手に入れた時は充実感があったものの、借金をしている、という束縛間というか罪悪感みたいなものは常にあり、心が落ちつかなったのは事実です。
    1年かけて返しましたが、なぜかむなしさだけが残りましたね。
    クローゼットにはブランド品のバッグや洋服がたくさんあるけれど、それは心を満たしてはくれないということを実感しました。

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